ピーター・ドイグ展
現代アートを牽引する画家ピータードイグさん。
この作品はドイツのダムを写した古い絵葉書がモチーフの一つとなっています。
二人の人物は若い頃のドイグと友人が仮装した写真を元にしています。
見るものがどこか懐かしさを感じる不思議な光景。
ピータードイグの世界を紹介します。
映画「13日の金曜日」のラストシーンに着想し描いた作品です。
湖に浮かぶボートにぐったりとした人のような姿。
ホラー映画のワンシーンをヒントに、美しさと不穏な雰囲気を表現しました。
水辺の風景を描いた作品が並びます。
あの名画に関係する作品も。
湖のほとりに一台のパトカー。
水際に立つ男性はムンクの作品を思わせるポーズです。
2002年。幼少期を過ごしたトリニダードトバゴに移住した時、この土地が持つ歴史や
物語を織り込んだ作品を描いています。
乗馬をする男性スペインの画家。
ゴヤが描いた公爵の騎馬像に影響を受けています。
二つのイメージから植民地支配の歴史が浮かび上がります。
「その物語が広く知られているかは別として、絵を描くときは常に自分の中に物語が存在します。私にとって物語は必要不可欠なものです」
「人はそのとき目にしているものや読んでいるものに自分の物語を重ね合わせるものです。そしてアーチストと観客の間に共有されるべきミステリーがあるからこそ作品が深い物になっていくのです」
会場:東京国立近代美術館
会期:2020年2月26日~10月11日
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