チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

日曜美術館「田島征三 いのちのグリグリを描く」

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絵本作家・田島征三(たしませいぞう)、80歳。年を重ねた今も、絵本を年に5冊のペースで制作。数万の木の実で作るアート作品や、廃校を利用した巨大立体“絵本”など、創作意欲は衰えを知らない。今、こん身の力で向き合うのが幼少期の体験。自然の中で、暴れる河魚を素手でつかんだ感触だ。今も手のひらに残る命のひびきをどう形にするのか。新型コロナの影響で家にこもるしかなくなった中、自らと向き合う田島に密着する。

【出演】田島征三、北川フラム、松本猛【司会】小野正嗣,柴田祐規子

 

 

生命の記憶―田島征三作品集1990‐2010

生命の記憶―田島征三作品集1990‐2010

  • 作者:田島 征三
  • 発売日: 2011/02/01
  • メディア: 大型本
 
しばてん (田島征三)

しばてん (田島征三)

  • 作者:田島 征三
  • 発売日: 1971/04/01
  • メディア: 単行本
 

 

 

日曜美術館田島征三 いのちのグリグリを描く」

放送日

2020年10月4日

 

「この作品と一体化してて、結構いいところに止まってくれてるよね」

田島征三と言います絵本作家として一番こう名前が通ってる。まあそれ以外にも出かけて行って作品を作る。今描いている絵も、信州の森の中で描いた絵なんです」

「こびりついた絵の具がもったいなくて、全部使い切ってしまおうという魂胆です。何描いてんのかわかんない」

「上手になってはおしまいだよっていうことは常にね、自分に言い聞かせて。上手さが持っているものってのは大事な物を置き忘れていくっていうことなんです。僕の褒められていいところはヘタのまま、上手じゃないまま、垢抜けないまま、60年近くやってる

ということがすごいですよね我ながら」

 

 

「明日葉。明日葉ってのは今日採ったら明日新しいのが出てくる」

僕なんかイタブって言って、これぐらいになるとも食べれるんだけどね。イチジクの原種でしょうね。成ってるものは取らない。落ちているものだけ拾うというスローガンを立ててるんだけど、そのこと言うと何て言うのは優しい木の実おじさんみたいな。いやだけど、なんかできないんですよねそういうこと」

 

ある日山犬は大声で吠えたくなった。

山犬は力いっぱい吠えた。

ガオー。

山犬の元気は体から全部飛び出してしまった。

 

「小さいころから遊んでた人だと思いますね。あんなになんでもうまく使った絵とか作ってちょっと天才ですよ。土から生えてるものは何でも材料だと思ってるんでしょうね。だから当たり前に絵の具とかさ、そういうものと一緒のように持ってきてやれるって不思議な感覚ですね」

 

「僕は田島征三の絵本の原点はやっぱり高知の田舎に5歳ぐらいからだったかな。あの子供時代にちょっと水の中で暴れまわって怪我をしながらそうやって彼自身がこう肌で感じたものが全部の作品のベースになってるような気がしますね。

そこで待ったなんて大好きな金ですけれども

あのこのエネルギーのエネルギーは

おそらく手の中で暴れまわっただ

と思うんですよ

でカマキリだったり結構やられると痛いんですよね。そういうものを彼は全部わかってるから、あの時のあのバッタの凄さを子供の時の感覚のイメージを使うとその鳥までを突き抜けて飛んでいくようなバット作り

経ってしまって

強いのこんなすごいもんなんだ

よってことを言ってるんだけどね

 

 

バッタは下へ下へと落ちていった

もうダメかと思った時

バッタは夢中で羽をばたつかせた

バッタは飛んだ

高く高く

自分り羽で自分の行きたい方へ

風に乗って飛んでいった

バッタは荒地を越えて

はるかに飛んでいった

 

 

 

「とっくに終わって本になっていなくてはならないものが遅れちゃって」

3月。征三さんは自分にとって特別な体験を絵本にしようとしていました。

ママと一緒の話でね

毎日可愛くていろんな魚をさばいたり

切ったり手づかみにするっていうのがおかしい

鼓動と言うか渦巻きと言うかね

そしてそれが大きいほど

逆に逃げられると言うことになるわけ

ですその時の悔しさとか

喪失感とか来た時にも

心臓裏から裏と思ってからご飯

元気にしてるみたいなやっていう喜びと

また逃げられるかもしんないっていうね

不安感とそれを今でも覚えている

というよりかも

ずっとこの手のひらの中に残って

少年ができないような体

の動きをするもんだから

ズボンが聞いてさらっと言って後で終わってる

何回も公演を重ねるという事

やってないような書き方で絵本を書きたいな

それを目指したんだけど

すでに描き始めていち年近くが経っています

今日の3月

25日の時点のポセイドンさんの中

ではどれ

くらい終わってるっていう感覚

実務的には

ほぼ全然できてない

ということになるわけだけど

何時があり全体的に

見渡せるような感じにはなってきてるね

こんな終わりそう

せいぞうさんの創作は

絵本の中に止まりません

じゅーご年前に廃校となった小学校

ここに物語を体感する作品

名付けて空間絵本を作り出しました

主人公は大好きだった学校に通えなくなった

さん人の子供達空っぽの学校に忍び込み

愉快な音を響かせます

すると学校の中に眠っていた

楽しい思い出が飛び出してきます

廃坑が再び輝きだしました

どんな時でもそうですよ

あの障害を持って

たり体が弱かったり

母親であったり赤ん坊であったり

そういう人たちが

一番の犠牲になりやすいですよね

戦争でもコロナウイルスでも

だからやっぱり自分の装着の音っていうのは

常に犠牲になる人たちの怒りを表現する

というところへ今までもそうだったんだけど

夜中夜中

そんなにあの女

一本絵かきの無双するように

うまくいってないですから

今までも忍者

絵本かとしての原点となる作品があります

昔のにじゅーに歳の時に

手作りで作った絵本です

滋賀県高知から上京し東京の美術大学に進学

在学中に手作りした絵本

縛ってんしばテントは故郷

高知に伝わる力持ちの妖怪

主人公の太郎は

その生まれ変わりだと言われていました

あまりにも力が強いことを気味悪がられ

やがって村を追われます

千葉店を描くきっかけとなった

小学校時代のある出来事

展示という少年がね村に流れてきて

あいつは犯罪者の子供だって言う

んでブラジルで強い敵食べたんですよね

終わる時その学級の本がそれを読んでも

しょうがないから

どこまで飛ぶみたいな感じで

遊んでたんですね

そしたらコーチをやってきてね

こういう悪いことする奴は戦時じゃろ

チェンジに決まってくる先輩なんですよ

打たれちゃって

すごいな小栗栖で住めるんですよ

もう鼻血がいっぱい出てんのに

そんな人みんなでやったこと難波ダイキ

その時いなかったんだから

何言ってん先生ひどいじゃないか

立ち上がって言わなきゃいけないんでしょ

あいつは痛くないんじゃないか

あいつはなくなっても

平気でいられるんじゃない

かみたいなと勝手な言い訳を

自分の勇気のなさに9月ちゃうんですよね

そういうことだが

抵抗するべきだったのはできなかったって

いうのほんと川柳を守れなかった

もうちょっと丁寧にそういうの

いたずらランキングを調べたんだけど

最初に出てくるのは誰か

こっち来ちゃうん

で適してる人がそのレストランの好きで

3年生までは

無意識で物語とかを書いていて

ちょっと4年生意識で書いてやかんの

物語を物語を考えて書いたもんで

ちょっと絵と文が合わなかったり

とかするのがするからでもいいけど

意識しすぎるといけないかも

しんない人の

言うこと気にしなくていい映像と言います

女房の気合です日ノ出町に畑を耕したり

八木や鶏を買って

のんびり暮らしながら絵を書いています

さん冊目の絵本が外国の賞を受賞し

一躍売れっ子作家となっていた

せいぞうさんは都会を抜け出し

東京の郊外に移住します舞い込む仕事

に追われる日々を捨て

自分が描きたいものを描こうとしたのです

動物や自然と共に

生きる暮らしに心惹かれました

東京にもこんな山があるかと思うよね

空気はいいだけどよ負けた負けた今日

私はです当時

よく馬のスケッチをさせてくれた

人を訪ねました宮岡たきおさん

製造さんにとって兄のような存在でした

仕事に役立ててた尿馬方さんっていうのの

もう最後じゃないですかね

良い思い出だね

働けて嬉しい武雄さんの娘のなほこさん

撮影に来たのかと思った

今やってこうやってポーズして

モデルやった記憶がまだ起きてそうだね

移住し

てさん年目のお子さんをモデルに

絵本を書きました

集落に残る人と大地の結びつきがテーマでした

ふきまんぷく見て

ごらん背の高いふきが少し体をゆすった

するとあの上の幼虫は

いくつもの小さな玉になって転がり始め

たんちゃんも滑ってみたい親

お前もふきというの

買えそうよみんなが向くというのあたし

ほっぺたがふっくらしててまんぷくみたいでしょ

ふきまんぶくなら柱の子供だな

いつのまにかふきちゃんは

大きなフキの葉っぱに乗って入れて

フキの茎を滑り落ちて

そのままふきちゃんは

土の中にストンと入った

なんだか眠くなった好きな

服はおやすみ春になったら

仲間たちと出ておいで

それまで土がお前を抱いていてくれるや

温かい土の匂いに包まれて

ゆきちゃんは眠った

結構知り合いも

この本の事知ってて

出してモデル行ったの繋がってる

久しぶりに飽きちゃうからダメ

恋って言葉でごめんね親しく付き合うと

いうような映画でびっくりしてるんだ

落ち着いて土を耕しながら

生き物生活っていうのね

本当にこの人生で一番天下みずみずしくて

いい仕事ができたじゅー年間ですね

1970年からはちじゅー年まで

そんな時代ですよね

そういう手もあるから

4月上旬製造さんの仕事も新型コロナ

ウイルスの感染拡大で

大きな影響を受けていました

本当は今年の7月ぐらいから

できんでねてんだったんだけど

だから今頃はそろそろ駅に行ってできることは

絵本を書くことだけ思いがけず

手に入った時間作りかけの絵本に向き合います

真剣に絵を書かなきゃ人生終わりに近づい

てるのみたいだね

ことが言われてるんじゃないかと思って

成功しなかった

でもうちょっと大胆に使って

こちょこちょまた暖かくなったね

色々作る4日後

担当の編集者に今の悩みを打ち明けました

なんかやっぱりでひっくり返ってると

正確になってくるんですよね

これなんか親指の方

がこんなにこれ書き直したりし始めるとね

どんどん普通の絵になって言って

ちゃんとしたいんだって行くんですよね

もう一つ先へ行くにはどうすればいいか

みたいなことをあんまりやっちゃうとね

それほど前パック

わんG買ってきちゃったりするけど

厳しいところだそうですねいち

まんえんの絵画で表現するとまた違いますね

陽岱鋼の兄若い時に書いた作品ですね

今自分で見ても

やっぱ凄いなあと思ったりしますけど

体力も落ちて精神力も弱まっている今

どうすればあれを

昨日のような力強さが出せかって言う

それやっぱり絵の具とか筆とかの勢いそれ

から空間をこれだけあげれば

それは逆に出せるとかいのちのぐりぐりを捕まえる

八十歳を超え

このテーマに挑むのには理由がありました

よんじゅーきゅー歳の時

移住先の森に

ゴミ処理場を建設する計画が立ち上がります

製造さんは反対運動を始めます

小さな命が脅かされることを

見過ごせませんでした

森の中にもぐら土地を買ってね

そこに遅いように左側があるから

もう巨大処分場できないんですけど

行政としては

9月に修行っていうことがあるわけですから

どんどん周り気を切り始め

ま僕らの家の周りに歩きでね

エゴノキがあったんですがその気

をもうあの朝から頑張れ

あの友達みたいにしていたんだけど

やっぱ喋る手掴んで舎人くってね

もうあのダンプカーに瓦礫と一緒に放り込む

それ見て許せないって

もうこれ以上は僕の友達を乗り切って

ぐちゃぐちゃにするんだったら

俺を無茶苦茶にしてくれていいんだ

と思っては

そういうね馬鹿な本当に馬鹿ですよね

アルファー喋るのここに溢れはったんこれ

困ったやったら僕の両手首切断ですよね

そうやっちゃったね

実情を知ってもらうと全国を回り演説する日々

絵を描く時間はなくなりました

それももうあの一週間に週間じゃなく

もう1年に年っていう

単位で仕事らしい仕事ができなくなる

そりゃオープン仕事をしたい時期でしたからね

そういうイライラとかが

あの家族に四角つけられないから

私もしょっちゅうぶつけてましたけど

例えば今私の子

大事にして物を壊したりとか

めちゃくちゃに壊したりするんですよね

本人の実話でも

壊すんですはち年後

心と体が悲鳴をあげます

彼岸でしたごじゅーなな歳療養のため

30年暮らした森を後にします

新たな地で製造さんを迎えてくれたのは

昨日見でした

木の実との甲斐あって作る後は

僕にとっては

植物達への鎮魂から物言わない

生き物たちの代理人

として僕は植物達と連帯していた

その気持ちが

木の実と僕をより強く結びつけた木の実は

何になりたがっている

探そう探そう失くした夢を探そう探そう忘れた

きっとどこかにあるはずだろくじゅー代

そしてななじゅー台

描けなかった時間を取り戻すように

表現の幅を広げていきまし

た八十歳今ようやく

自分の根っこにあるものと向き合う日々です

あの処分場のこと

ベトナム戦争のことの気持ちがあったから

今この表現が可能になってるんだいうふうに

人生流れてきた先で考えてる自分と

そんな金の真っ只中にいる時の

自分とは違う感覚であったら書きたい

自分も申し込んでね悔しいと思いながらね

この戦いが終わったら桐龍の絵を書くのに

そんなベトナムの廃棄物処分場も関係なく

面白い隠れそういうことを考えながら歩いてた

自分っていうのはやっぱりすごい

今考えると愛おしいし

それがあったから今かけてるって言うの

厳然とあるん

だあのそういうことだったかな

覚えてないってことで連絡ビデオになってる

動いてる4月

全国に緊急事態宣言が出された中で

清掃さんは机に向かい続けていました

同じ場面をもう一週間ぐらい書き続けてるから

これで一冊の本になった時に

これはすごいって覚えるかどう

かっていうなんか

すごい苛まれているこの絵本は

すごいぞ思えるようになってくるっていう

繰り返しよこの半世紀以上やってきたんだけど

今回は出来上がったんだよねけど

そういう気持ちには今はなくて

明日完成した時どうかそんな一瞬です

4月19日絵本は完成しました少年

時代の特別な体験と向き合った一冊です

捕まえた田島征三川の浅瀬に

大きな魚のんびり淀みの中でじっとしている

そっとそっと近づいていったら

足が術真っ逆さまに水の中伸ばした指が

魚に触れた種類と逃げた逃すものか

逃がすもんか中でヌルヌルにグリグリ

命が暴れる捕まえた

僕が捕まえた僕の魚だ

魚を抱いて抱かれる夢を見た目が覚めると

魚はぐったり草の上死んじゃだめだ

死んじゃだめだ

生き返れ魚は生き返った暴れてもがいて

僕の手から逃げ出して川の中

そのまま泳いでいってしまった

あれなんかも良かったじゃねーかっていう音

消して諦め

て自分を慰めてるんじゃなくて

あのやったじゃない一生懸命だったじゃないか

全て俺が夢みたいに消えてもいいじゃないか

頑張ったじゃないかって言うね

そういうあの涙流しながらこう

もう一度元気に立ち上がって行こうって言うね

そういう気持ちっていうのが

いっぱいあったから

僕もこうして生きていくわけで

今回のようにもう集中して

毎日毎日この本の中の絵と向かい合って

っていうのは吐いた時以外

意外かもしんないね

出来上がっても

やっぱ確固たる自信があるっていうなんか

能天気な画像感じてんですけどね

 

取材先など

 

放送記録

av98ingram.wpblog.jp

 

 

書籍

 

 

わたしの森に

わたしの森に

 

 

芸術新潮 2020年 01月号 東京のミュージアム100

芸術新潮 2020年 01月号 東京のミュージアム100

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/12/25
  • メディア: 雑誌
 

 

展覧会

 

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いのちのグリグリを描きたい。 | 田島征三 | ほぼ日刊イトイ新聞