天才絵師・鰭崎英朋の美人画 ―朝日コレクション 明治・大正の木版口絵より
明治から昭和にかけて活躍した挿絵画家・鰭崎英朋。
彼が手がけた本の口絵に注目する展覧会です。
口絵は巻頭を飾る挿絵。
その本を印象づける大切な一枚です。
こちらは泉鏡花の小説「続風流線」
溺れかかった女性を救い出す緊迫した場面で読者を惹きつけました。
憂いを帯びた目元に小さな唇。
ほつれた髪。
明治30年頃から流行したのが家庭小説。
主に女性向けの読み物です。
「かたおもひ」は複雑な人間関係などに思い悩む女性が主人公
鰭崎は心の機微を描き分けました。
会場:佐野美術館
会期:2020年9月5日~10月25日
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