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「上田 薫 展」【アートシーン】

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上田 薫 展

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画家上田薫の生卵のシリーズ。
卵の割れる瞬間をカメラで撮影。
それをカンバスに投影し、輪郭を取ってから彩色しています。
縦2メートル。横20メートル27センチの大きな作品です。
神奈川県の横須賀美術館で上田薫の展覧会が開かれています。

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大学卒業後、画家として出発した上田は一時デザイナーとして活躍。
しかし40代の頃から再び絵筆を取ります。

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これは自らの画風を見出すきっかけとなった一枚だと言います。

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「上田さんの言葉によると、これを描いた時に、生理的にスカッとしたっておっしゃるんですけれども、描かれてるのは貝だ。貝だってことだけだっていうことをすごく強くご自分で納得されて、それがその後の作品の展開になるっていうふうに確信された」

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上田は身近なものを見つめ、次々とカンバスに描き出していきました。
ある日喫茶店に入った上田は手に持つプーンの先を見つめます。

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アイスクリームが溶けて落ちそうなその瞬間。

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カンバスに止まった時間が描き出されます。

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これは泡をモチーフとした作品。

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泡の中にはカメラを構える上田自身とアトリエが写っています。

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こちらはシャボン玉のシリーズ。
虹色に輝く被膜。

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上田は光に関心を示すようになっていきます。

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そして光を求めアトリエを飛び出しました。
川に入り、足を水に浸しながら、水面を反射する光を写真に収めます。
シリーズ流れ。
絵について上田はこう語っています。

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「よく見ると水底の石の変形であり、周囲の風景の映り込みであり反射であり、それらはすべて自然の厳密な法則に従っていることがわかる」

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この展覧会は11月3日まで。その後ご覧の会場でも開催されます。

 

会場:横須賀美術館

会期:2020年9月12日~11月3日

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