チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

「MIND TRAIL奥大和心の中の美術館」【アートシーン】特別編

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MIND TRAIL奥大和心の中の美術館

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やって来たのは桜の名所として知られる奈良県吉野町
この一帯は奥大和と呼ばれているんです。
吉野町中心に三つの地域で豊かな自然を生かした芸術祭が行われています。

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「おはようございますございます。マインドトレイルのキュレーターの林です」
早速最初の作品に。

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《千本のひげ根》というインスタレーション

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地元のヒノキで作られた杖。気に入ったものを使っていいんですって。
奥大和は1300年前から続く修験道の聖地。
杖には歴史と大地を感じてほしいという作者の願いが込められています。
杖とともにアートを巡る旅を始めましょう。

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「こちらにですね、今作品が降っている」
「降ってないけど聞くかすかな音」
木の板に浮かび上がる言葉。

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実は詩人谷川俊太郎が今年読んだ新しい詩です。
「朝、体はここにいて、心は動く」
「体はここにいて心が動くってまさに今の我々の状況ですね」

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隣の民家にも作品が。
「元々人が住んでた家なんですか」
「しばらく使われなくなった場所ですね。今回この地元の方に協力いただいて」

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インスタレーションを制作したのは中崎透。
鮮やかなアクリル板で作ったのは吉野の木々です。
制作のため2週間滞在。

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目にした風景や人物を自分の感じた色で表現しました。
「これは川で釣りをしている人を彼が見たというところ」
「カラフルな色眼鏡をかけて人を見るとかって少しネガティブ。この山をちょっと歩いていく中で見れる町の色だったりとか、山の風景を色にピント合わせて見ていくっていうのは、また何か新しいものが見えてくる」
「コロナになってから毎日同じ風景を目にしてるので、倦怠感っていますか、少し気持ちが落ち込む。そんな時にちょっと見え方が同じ風景でも見え方が変わるってなったら心にとってとても良いことですよね」
コロナ危機の最中での芸術祭。
地元の声にアーティストが答えました。

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「吉野とかも、本来なら桜の時期に観光客の皆さんがいらしていたんですが、今年は駄目だったので観光復興って所も含んでいて、村であったり町であったりそういう方々と一緒に今短い期間ですけど作れないかなと思ったところです」

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コースの後半は山道です。
8キロの行程に19の作品が点在しています。

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「鹿がいた素敵すごいね」
「森の中へ」という作品。

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古来、神の使いとして大切にされてきた奈良の鹿。
でも農作物を荒らす害獣でもあります。
どうすれば人と自然は共生できるのか。
つぶらな瞳の鹿はそう問いかけているようです。
「何か見えてきましたね」

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力石咲インスタレーション力石咲ワイルドライフ

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自然の中での生活をテーマに新たな居住空間をつくりました。

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吉野杉を薄くはぎ、編んだスーツ。

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マスクの中には抗菌作用のある杉の花。
作品制作には多くの地元の人たちの協力がありました。

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こちらの色鮮やかな小皿。
実は食用のくずで作られています。

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くずは吉野町の特産品。
非常食にもなるお皿を作りたいと地元のくず屋さんに相談しました。

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「くずを使ったお菓子とか料理とか様々なもの作って色々やってますけど、さすが器のオフあーは初めてだったのですごく発想としては面白かったんですね。アートの中にクズを取り込んでくれてることがすごく嬉しくて地域に寄り添った内容になってるなと思ったんですね」
特産品や倒木などを使って作られた力石の作品。
手伝った宮本健一さんにとっても大きな刺激だったといいます。

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「これを利用するっていう話なんで、どうなのか。一つはちょっと、あの全くその想像もつかない。彼女自身そこにある枝を作品にするって、全く正直我々はもうほかすもの。寒かったらそれを燃やすものとしか考えてなかった。うまく引き出しをしながらやってくれる」

「アートの見え方山の見え方、地域の見え方とかが変わる結束点みたいなことになっていくのが大切なのかな」
柿の葉寿司。
ここで吉野以外の二つの会場をご紹介しましょう。
ススキで知られる曽爾高原のふもと曽爾村
奈良在住の作家を中心におよそ40点の作品が展示されています。
標高2000メートル近い山々に囲まれた天川村
清流沿いに作られたコースを巡りながらアートを楽しむことができます。
「奈良の斑鳩村から来ました」

「自然見ながらいつもパワーチャージしてるんですけど、アートも見てなんかこうちょっと感性がくすぐられる感じですごい新鮮で楽しいなと思ってます」

修験道総本山として世界遺産になっている金峯山寺
ここにも作品が置かれました。

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かつて多くの人がこの寺から聖地を目指しました。

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光は彼らが目指す山々を照らしています。

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旅の最後に訪れたのは吉野水分神社

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「作品はどこにある」
奥大和の各地で撮影された水の映像。

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この神社には古事記にも登場する水の分配を司る神が祀られています。
長年人々の営みを見つめてきました。
「散っていった水を映像作品という形でまた一つにまとめてまたここに奉納していくという意識で今回作品の方がやはり私たちがそれはこの名も含めてよしこが忘れているような時間とか流れとかほっともっと大きな中にいる一つであるって言うなこととかそういうのもなんか気づかせてくれる装置なのかなーって」
水の流れちゃった時間ですね
やっぱり思いが町に知ってなさい
親子木工沈んで
その静寂に包まれているか清野さん
「今日は色々と一日お付き合いいただきましたがいかがでした」

たくさんあるかなアートと出会うためになかなかたくさん歩くといけないと自分自身の体のその息遣いとかその疲労感とかそういうものを含めて作品が作られてるか

この土地の歴史と文化とそれとあのアーティストたちの仕事それ以降は一生懸命の懸ってくださったと

地元の人たちがやってきた観客である我々の体験が繋がっていく。
そういう子場所時間として
この芸術祭があるのかなって思いました」
「じゃあちょっとまた歩いていききますか」

 

 

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