生誕110年 宇治山哲平にみる やまとごころ
日本の近代絵画史に独自の足跡を残した宇治山哲平の展覧会です。
若い頃の版画制作から始まり油絵へ。
42歳キュビスムの影響が感じられる絵画です。
抽象表現を模索していた51歳の作品。
石の上に咲く花。
見えるものではなく自然から感じたものを色と形に写しかえる。
宇治山は更なる抽象表現を展開しました。
そして産まれた丸三角四角の世界。
この作品のタイトルは響。
宇治山は自然にある様々なものを抽象化しようと試みました。
曼荼羅など宗教的モチーフを経て75歳頃から取り組んだのがやまとごころのシリーズです。
宇治山はやっと日本の美を捉えられるようになったと語ったと言います。
この展覧会は大分県立美術館で今月29日まで。
会場:大分県立美術館
会期:2020年10月30日~2020年11月29日
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