舞妓モダン
明治時代。
京都の舞妓といえばいわばアイドル。
ブロマイドが販売されるほどの人気でした。
多くの画家たちも、競って舞子をモデルとしました。
舞子といえば黒田清輝。
明治26年。
フランス留学から帰国した黒田は、舞子の美しさに惹かれました。
京都鴨川をバックにその初々しい姿を見事に捉えています。
祇園で大人気の芸妓・加代を田村宗立は独特の視点で表現しています。
加代は木戸孝允や伊藤博文と言った元勲たちを虜にしました。
若葉の下でカメラを覗き込む舞子。
北野恒富の作品です。
緑の絞りの着物。
かんざしの翡翠の緑。
そして若葉の緑。
初夏の清々しさが伝わってきます。
下村良之介の舞子は何と、手にたこ焼き。
下村は舞子を題材に日本画の新たな表現を追求しました。
この展覧会は京都文化博物館で今月29日まで。
会場:京都文化博物館
会期:2020年10月6日~2022年11月29日
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