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「THIS IS JAPAN IN TOKYO 〜永遠の日本美術の名宝〜」【アートシーン】

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THIS IS JAPAN IN TOKYO 〜永遠の日本美術の名宝〜

 

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金色に輝く豪華な籠。

黒漆の上に施された蒔絵や金細工の輝きです。

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竹に雀は伊達家の家紋。

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仙台藩伊達重村の娘、順姫の花嫁道具として作られました。
まさに贅を尽くした究極の工芸品です。
鎌倉時代から近代にいたるまで日本美術を代表する名品が一堂に会しました。

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「日本人が長い歴史の中で育んできた美術は絵画や彫刻だけではなくて工芸や書。そして戦に使われる武具甲冑に至るまでその裾野は非常に幅広いものがあります。

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例えば金をふんだんに使った金屏風や漆工芸。鉄と炎の芸術と呼ばれる刀剣。

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可愛くデフォルメされた動物達やデザイン化された自然の美しさ。それらを総合的に見ていくことで日本美術の奥深さ、面白さというものがより感じられると思います」
六曲一双の大画面。
金地の豪華な屏風にはいくつもの場面が描かれています。

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こちらは12歳の少年の元服の儀式。
正面には天皇の姿。
といえば源氏物語、桐壺の一コマ。

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ではこちらはと言うと。
囲碁に遊ぶ女性達の華やかな雰囲気。

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それを垣間見る光源氏の姿。
空蝉の一コマです。

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それぞれの場面に登場する人物たちの豊かな表情に想像力が掻き立てられます。

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描いたのは江戸時代初期に活躍した画家、岩佐又兵衛の一門です。

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鎌倉時代備前の国で作られた太刀。刀工福岡一文字による名刀で武将たちに珍重されました。

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銘には一の文字だけが刻まれています。

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重花丁子と呼ばれる華やかな波紋が特徴で、日本を代表する刀剣の一つです。

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1729年アジアゾウが長崎から江戸まで歩いて移動し人々を驚かせました。
14歳の伊藤若冲は京都でその姿を見たのではと考えられています。
そしてその後、画面からはみ出すほどデフォルメされた象が生まれたのです。

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江戸後期に活躍した鈴木其一の襖絵《風神雷神図》

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それまでリンパの巨匠たちが金地に描いてきた風神雷神

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鈴木は墨のにじみが活かせる絹本に描いています。
墨の濃淡を巧みに使い分け独自の作風を作り上げました。

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江戸の西部に広がる武蔵野。
草の生い茂る原野は月の名所として知られてきました。

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さて月はどこかと言うと、なんと右席の草むらの中。

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武蔵野は月の入るべき山もなし
草より入れて草にこそ入れ
この流行歌のように描かれたのかもしれません。
古くから多彩な表情を見せてきた日本美術の数々です。

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この展覧会は八王子市の東京富士美術館で今月29日まで。

 

 

会場:東京富士美術館

会期:2020年9月1日~2020年11月29日

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