ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
東京上野の国立西洋美術館。
今、ロンドンナショナルギャラリーの名品が揃っています。
61点すべてが日本初公開。
ゴッホのひまわり、ゴーガンとの生活を夢見て描いた作品。
サインが入る特別な一枚です。
レンブラントの自画像。
30代にしてすでに大家の気品が漂う表情です。
「美術館に行くとルネサンスから20世紀までの美術の流れが展望できるというものは、21世紀の我々からすると当たり前によりもんですが、実はそれを最初にしかも極めて質の高い作品によって実現したのはロンドンナショナルギャラリーでした。世界各地、今とりわけアメリカなんかがそうですけれども、設立された美術館のコレクションの一つの理想の姿になっていきます」。
イギリス人の審美眼が世界に与えた影響も伺えます。
初期ルネサンス絵画の魅力が再認識されたのもその一つです。
15世紀に描かれた≪受胎告知天使≫
天使ガブリエルが神の子を身ごもったことを伝えます。
金色の光を受けるマリア。
繊細な装飾や女性の表現。
19世紀後半、イギリスで再評価され世界に広まりました。
またスペイン美術の魅力にもいち早く注目しました。
これは宮廷画家ゴヤの作品。
スペイン独立戦争で活躍したイギリス人の英雄を描いています。
その表情には人間の本質に迫ろうとするゴヤの精神が伺えます。
展覧会は10月18日まで
会場:国立西洋美術館
会期:2020年6月18日~10月18日
映画、ドラマ、アニメの動画視聴ならU-NEXT<ユーネクスト>。映画やドラマ、アニメの名作はもちろん、最新作も超充実なコンテンツ数が特徴です。その数120000本以上。まずは31日間の無料トライアルを是非お試しください。