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響くアートの愛好家

「光―呼吸 時をすくう5人」【アートシーン】

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光―呼吸 時をすくう5人

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東京品川区の原美術館は戦前に建てられた個人宅を利用した美術館です。
1979年の開館以来、最先端の現代美術を紹介し続けてきました。
しかし建物の老朽化が進んだため、来年春に移転することになりました。

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この場所での最後の展覧会が今開かれています。

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ピアノの音に誘われ進むと佐藤雅晴の作品が。

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一見日常の光景を映しているだけのようですが、

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よく見ると、一部分だけトレースしアニメーションにしているのです。

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虚実のあわいの中アニメーションの方が存在感を放つ不思議。

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見るものの感覚を静かに揺さぶります。

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城戸保の写真。
全て身近な日本の風景を取材したものです。

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真っ赤な車と雲ひとつない青空。
日本とは思えない強烈な光景。

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晴れた日にシャッターを切るという城戸。
色彩構図光を計算し尽くして何気ない日常を豊かな作品世界へと変貌させるのです。

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佐藤時啓は原美術館を様々な角度から撮影した最新作を展示しています。

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光が蠢く夜の美術館。
カメラのシャッターを開けっ放しにし、ペンライトを持った佐藤が動きます。

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すると自身は移らず光の痕跡だけが焼き付くという仕組み。

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光は佐藤の息遣い呼吸そのもの。

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開館以来原美術館の展示に刺激を受け、また自身の発表の場としてきた佐藤の大切な場所へのオマージュです。

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「個人宅を表現場所にしてる空間だけあって等身大の馴染みやすい空間で、曲線を基調としたという特徴がものすごくよくわかってきたんですね。

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美術とは原意的なものではなくまた難しいものをとまた違った日常的な等身大の美術というものがあるんだってことを非常にここで学んだと思います」

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佐藤は美術館が移転する群馬県の原ミュージアムアークを撮影しました。
こちらは昼、太陽光を鏡に反射させ光に包まれた作品にしました。

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展覧会は来年1月11日まで。

 

会場:原美術館

会期:2020年9月19日~2021年1月11日

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