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「宮島達男 クロニクル 1995−2020」【アートシーン】

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宮島達男 クロニクル 1995−2020

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LEDの青い光が暗闇の中で点滅します。
刻々と変わる数字。
デジタルカウンターです。

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197個の数字が瞬く空間は宇宙を思わせます。
デジタルカウンターを用いた作品などで知られる宮島達男。
その25年にわたる活動をたどる展覧会が開かれています。

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創作にあたって宮島は三つのコンセプトを掲げてきました。

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それは変化し続ける。
それはあらゆるものと関係を結ぶ。
それは永遠に続く。

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「三つのコンセプトというのはまず作家として、どんなものを作りたいのかっていう指標・目標のようなもんですよね。この三つを表現しようと思った時にいろんな素材を使って試してみたんですけども、それがぴったり当てはまったのがこの数字のデジタル数字のLEDだったんです」

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LEDのデジタルカウンターをコードで緩やかにつないだ作品。
一つ一つに人工知能が組み込まれ、予測不可能な光の連鎖を見せます。

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宮島はLEDを新たな生命体として捉えています。

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三人の女性の顔の上で数字が変化していきます。

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聞こえてくるのは彼女たちの息遣い。

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顔に塗られた赤黒白の色。
宮島は宗教や文化の異なる人々の対話の可能性を示そうとしています。
「自分の数字は刻々と動いてます。それは人間も動いで光っている。同時代的なんですね
同時に動いて光っていくってことなんです。ここがとても重要で。今この瞬間を共に生きている。アート作品と鑑賞者。そして何らかの示唆を得て自分なりのその想像の翼を広げて今この時、自分は一体どういう存在なのか。それを考えてもらう」

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LEDのデジタルカウンター2500個を用いた作品。
それぞれが異なる速さでカウントダウンと点滅を繰り返します。

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数字が光りながら9から1にカウントダウンする間は生を、光が消えると死を意味すると言います。
カウンターは決してゼロにはなりません。
光が消えて行きそして再び生まれかわる。生と死が永遠に繰り返されます。

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この展覧会は千葉県の千葉市美術館で12月13日まで開かれています。

 

会場:千葉市美術館

会期:2020年9月19日~12月13日

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