芸能の美・杜園の心 ―奈良近代彫刻の名匠、森川杜園生誕200年にちなんで―
幕末から明治にかけて活躍した奈良人形師・森川杜園の魅力に迫る展覧会です。
奈良人形の始まりは春日大社の祭礼を飾った人形にあると伝えられています。
特徴は豪快なのみ使いと華やかな彩色にあるとされてきました。
森川杜園の功績は奈良人形に写実性を加えたことにあります。
十八歳で人形の制作を学び始めた杜園、初期の作品。
少ない手数で彫られた鹿の胴体と微細な角の表現に巧みな技術が伺えます。
能役者を彫った出世作《後高砂》
自ら狂言を演じることもあった杜園の真に迫る力作です。
この展覧会は奈良県の春日大社国宝殿で来月13日まで開かれています。
会場:春日大社国宝殿
会期:2020年10月1日~12月13日
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