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「香りの器 高砂コレクション展」【アートシーン】

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香りの器 高砂コレクション展

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20世紀のはじめ、アールヌーヴォーを代表する作家たちが作った香水瓶です。

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香りの世界をふくよかに彩る優美なデザイン。
古今東西の香りの器を集めた展覧会です。

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1700年以上前、東地中海沿岸のガラス瓶。

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ガラスの塊に息を吹き込む吹きガラスの技法で作られています。
それまでのガラスは王侯貴族のものでしたが、この技法の発明で広く普及しました
中に入れたのは香油。
植物の香りなどを油に写したものです。
体に塗って香りを楽しみました。

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ガラスが放つ独特の輝き。
この秘密は土にあります。
今から千年以上前に作られた器は長い間土の中に埋まっていました。

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化学反応でこの輝きが生まれたのです。

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こちらは17世紀から18世紀のヨーロッパの香水瓶です。

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香水は香りをアルコールに移したもの。
肌につけるとアルコールが気化し残った香りを楽しむことができます。
当時香水の生産が盛んになっていました。

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「アルコールの蒸留技術が進歩したことによって香水を作ることが容易になったわけです。貴重品であった香水というものが、王侯貴族のみならず一般の人たちにも普及しやすい状況になったと言えます。そういうことから香水をいれるための容器である香水瓶も需要が増えて様々な美しい装飾が施された香水瓶が生み出されることになったわけです」

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チェコで作られたボヘミアン・ガラスも香水の普及で蘇りました。
19世紀は衰え始めていたものの香水瓶の生産で活路を見出したのです
一方、日本では西洋とは異なる香りの器が作られました。

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これは香炉。お香に熱を加えることで発生する香りを楽しむための器です。

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室町時代から広まった香道で用いられたものです。

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十種の香木から4種を選んで焚き、その香りが何かを当てる遊戯です。

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香箱の蓋には浜辺の風景。

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松の葉には金、幹には銀の蒔絵が施されています。

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東京港区のパナソニック留美術館で3月21日まで。その後ご覧の会場でも開催の予定です。

 

会場:パナソニック留美術館

会期:2021年1月9日~3月21日

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