チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

新美の巨人たち 安野光雅『旅の絵本』

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絵本界のノーベル賞「国際アンデルセン賞」を受賞。

昨年94歳でこの世を去った画家・安野光雅さんの代表作『旅の絵本』は、世界を舞台にした旅の絵本。

生涯のライフワークとして1977年から2018年まで描き続けました。

風景を俯瞰して描き“天使の視野”と評された絵本には、旅の記憶とたくさんの名画や童話のモチーフが。

読み解きのヒントは、なぜか数学に!?

安野さんの大ファンだという片桐仁さんと共に、安野光雅の世界に迫ります。

美術の窓 2021年 1月号

美術の窓 2021年 1月号

  • 発売日: 2020/12/19
  • メディア: 雑誌
 

美の巨人たち 安野光雅『旅の絵本』

放送:2021年3月20日

 

春風に誘われて少しは羽を伸ばしたい。

そんな人に異国を旅した気分をたっぷり味わえるご紹介しましょう。

柔らかい日差しが差し込むヨーロッパの田舎町。

一人の旅人がやってきました。

フランスのブドウ畑を抜けると大賑わいのマルシェ。

足を伸ばしてお隣イギリス。

あるいはイタリアはどうでしょう。

万里の長城だって旅のルートの上にあります。

日本の心安らぐ里山も歩いてみましょうか。

を撫でるそよ風を感じながら。

その人は旅が大好きな画家でした。

40年間でヨーロッパやアメリカアジア、日本の道国を巡って描いたんです。

絵本界の最高峰国際アンデルセン賞も受賞したが

彼の世界が認める名作旅の絵本。

すっかり旅行と縁遠くなった今だからこそ開いてみませんか。

旅したい心満たしてくれる。

片桐仁さんはその人の大ファン。

なんと12冊もの絵本を持っています。

画家の名前は安野光雅さん。

遊び心にあふれるエアコンの数多く残した多彩な芸術家

去年、94歳で惜しまれながらこの世を去りました。

安野さんがライフワークとして描いていたのが旅をテーマにした9冊のシリーズです。

その最初が1977年安野光雅作「旅の絵本」。

舞台はヨーロッパです。

早速見てみましょう。

旅の絵本は見開きにページでも安心せっかく旅をするのですから

その館に身も心も入り込みたいですよね。

そこでくらい1万円がすりー泊ですが

高精細な画像にして大画面で見てみました。

本当には細い方の線がね確実なんすよね。

怖いなーsaoいろんな発見が待っています。

始まりは旅人が小舟にな見知らぬ土地を訪れるところから。

文字は一切ありません。

見開きいっぱいに描かれた異国の風景。

それだけを楽しみます。

第一村人発見ですよ。

続く場面では砂浜に常をつけた旅人が馬を飼っています。

その馬に乗った旅人は緑豊かな小道を進んでいきます。

ページをめくるたびに人が増え、家が増え、賑やかになってきました。

その道すがら出会う人々の営みを見つめていきます。

端っこの端っこでお風呂入ってる人の取ろうとしてる人いますよ。

次のページマラソン大会に出くわしました。

土をめくると走り出してさらにめくるとゴールイン。

旅が進むにつれ出来事も進んでいく。

この絵本ならではの楽しみ方。

さらに進むとあこれ名馬です。

でもええな絵描きさんもいますしあっちゃスーラですね

ここの羽星が至る所人々の姿を借りて映画の世界がさりげなく描かれている

んです。

フランス写実主義の旗手クールベの作品や農民画家と呼ばれたミレーの名作落穂拾い。

誰もが知る世界の赤ずきんちゃん。

おおきなかぶをぬこうとする家族やこっちは裸の王様。

さらにページを進めると俺は完全に駄目ですね

塔の先端で輪投げしてますよと情けないです。

問題は見所満載ですね。

新しい出会いと発見に満ちているまさに旅の醍醐味そのものです。

描かれた場面は全部で21つは

すべてが風景を俯瞰した構図で描かれていました。

いったいなぜなのでしょう。

その独特の作風を表現するこんな素敵な天使たちの詩やで深野コーズの秘密を

ある方に読み解いてもらいました。

写真家の本城直季さん。

家の視点で風景を切り取ってジオラマのように見せる作風で知られています。

写真会の栄養で春木村伊兵衛賞を受賞しました。

では解き明かしてもらいましょう。

 

 

なぜつかんでとるのか

本庄さんにライトは住んでる世界を客観的に見るかちょっと物語を作れるのが取れた瞬間やっぱりさなければこの世界のどこかで素敵な物語が生まれている

それを捉えるのが彼の魅力だと言うので

あの佐野付近で注目したのはその高さ

ちょうどいい街と人の距離感

ヘリコプターだとそこまで低く飛んだそうですよね

そっかですね日帰りとかそうなんですよね

ちょっと間違った情報ごじに見えてくる価格だと思っていて

多分両方平等に描きたかったんじゃないかなと思ってその壁の向こう側でも

人の生活がいろんな人が同時にやってるんですけど、それがちょうど見えてくるね

本当になんか天使じゃないですけど人と風景の両方がよく見える

サーカスで賑わう広場から建物を挟んだこちら側は静かな日常が広がっています。

活気に溢れるマルシェがあります。

買い物に夢中な人々の影で脱獄しようとしている男を発見。

一人の人物のリアリティも街全体の要素もあのさの不感は

この世界全体を均等に見せようとするかのようです。

でもちょっとおかしなところも。

こちらは16世紀。

ベルギーの決勝ピーテル・ブリューゲル俯瞰の構図の大先輩で

人々の暮らしや風習を生き生きと描きました。

絵本研究の専門家今井先生はブリューゲルと安野さんの間には根本的な違いがあるといいます。

全くその空間の捉え方が違うと親の場合には

火傷の遠近感というものがありますよね

やっぱりね手前の人たちを大きく。でもこの人は小さく

若旦那さんの場合にはその日曜日空いてるんだけど

でも同じ大きさですよね。

ということは頭勝ちですよ。

だから誰が主人公とかいうことではなくてそれぞれがその小さな物語という形で

日常を持ってるだけであのさんの言葉です。

そこには見たことがない人たちがそれぞれいろんなことをして生きているのでそうしたというほどの物語を詰め込んだ旅の絵本を描きたいとえらく高さと大きさに深い意味があります

一つの画面に共存する無数の人物や風景の物語。

それを等しくめでたいと願った安野さんはまさに天使の目をもってことだったんです。

その原点とは。

島根県津和野町。

山陰の小京都のなかでも親しまれる風情ある街です。

1926年安野さんが街中にある旅館の息子として生まれました。

子供の頃の事を振り返っていろんな人を見る

機会はふんだんになったから出かけてきて

早くだったのかなあ

観光で訪れる客との出会いが旅への憧れを抱くことに繋がったのか

もしれま

津和野には間違ってた安野さんの美術館があります。

およそ4000点にも及ぶ収蔵品の中には、ふるさとの風景を書いた数々の作品が

その風景は後に旅の絵本シリーズにも登場しみんなに訪れて欲しい場所として

あの少年はこんな遊びが大好きでした。

鏡を床に置いて斜めから覗きに写り込んだその中はまるで俯瞰で眺めた異国の世界のようで想像力を刺激したそうです。

天使の眼は故郷で培われたんです

そして旅の絵本には

あんのさんならではのユニークなメッセージが

もう一つ込められていました

実はあのさん台のつーが9月配当

プロセスが分かればの答えを出さなくても

回だけできたもんできたという

こういう感じになると絵本の深い関係とは。

 

 

 

東京武蔵野市の小学校学科を夢見て上京した若き日の安野光雅さんは、ここですぐ工作の教師として働いています。

教え子の一人が世界的な数学者の藤原正彦さん。

あの先生のような妻に飾っています。

手の時間にエロ固まる教えないでね

数学の問題をよくクイズ三択だしてくるんですね

あんなさんはこんな絵本を出すほど大の数学好きでした

完成が先行する芸術と論理を大切にする

犬が口二つは交わらないように見えますが

論理と情緒の間をいつでも金に行ったり

来たりさまよってる人でしたね。

普通論理和も忘れちゃうの芸術の人はね

彼はいつでもねこれを忘れないでね

芸術と数学は表裏一体この度の絵本も安野さんならではの数学的な思考に満ちた芸術だったのです。

では一体どこがどう論理的なのか。

それを証明していきましょう。

こんな映像がの子颯爽と現れたあのさんの相手は数学者の森毅さん。

こちらも移植の祭神でした。

同じ気持ち悪いのか不思議じゃないよりごぼう生の方は

本当暑いはずなんだよなんだかよく分かりませんが

二人は数学の強調何冊も出す間から

安野さんにとって数学とは

答えを出すのが目的ではありませんでした。

数学で言うとね回通っていますでしょ

会長のかえってな解き方

数学者たちは猫プロセスが分かればの答え

出さなくても解だけできたもんで

患者さんがさん点取って

これでいけると思ったところでもあるわけで

後の藤原さんも数学の問題ってあのね

高い山の頂にある美しい花を取りに行くようなもんなんですね

道は自分で作るんですね。

道が論理なんですね。

何がそこに隠れてるのかってね。

本当は何かっていう探究心ですね。

答え神の手はありません。

そこに至るまでの解。つまり道筋を考えていきつもどりつ

設問に隠された本質を見つけ出す。

芸術も完成すれば興味は薄れる

制作している時こそ喜びもひとしおなので

そんな安野さんが描いた旅で道中をたっぷり楽しむようにできています。

例えば第5巻スペイン編。

アンダルシアの赤い瓦屋根の家。何が現れます

旅人になって路地を進んでみましょう。

子供達は誰かを見つけたようです。

ドンキホーテとサンチョパンサ。

その上を見てみるとわかりますか

この線を境に街並みが逆さまになって

アンダルシアは古くから徒歩の奇妙な点等が起こる土地と言われてきました。

無法者やさんろくが一躍

英雄として成り上がることもあったとか

家の中を旅するように眺めると

そんな土地柄も見えてきます

第はちの日本円では旅人が到着した浜に

東日本大震災で倒れなかった

希望のまちさを描きました

訪れた土地には

固有の歴史や暮らしがあります

それを読み解いていくことこそが

旅の絵本の楽しみ方なんです

片桐さんの発見がありました

頃に違うページでいて

パラパラ漫画でほら羽ばたきが違います

旅を進めていくとすに帰ってきた

こちらは小さな家から引っ越し

中の家族ページをめくると

今度は大きな家に運び入れています

そうか都会に移ってきたんですね

これも計算されてるんですね

気になるところは行きつ戻りつすると

ああそういうことだったのかという

新たな物語の発見が

旅の絵本は

どの巻もこんな形で終わります

訪れた土地を後にする

旅人旅に終わりはありません

ただ通り過ぎるだけキャンメイク

今年2月度の絵本の福音館書店から

あんのさんの遺作となる

絵本が発売されました

これは貴重ですね

すげーその絵本の原画です

あのさんはさらに素敵な解を用意していました。

 

 

画家安野光雅さんの遺作となった絵本なぞなぞ雪山に現れて

出会った人間を凍らせるのは誰でしょう。

その答えは三択になっています。

もちろん正解は雪女。

でも何か変です。

この野郎あの初めて見る

園児のひとりが似てないって言ったの

金子さんの狙い通りとか

佐野さんが書いた雪女は

まるでらしくありません

すると魔女や山姥でもいいんじゃないか

と思い始めるのですが

鉛筆で迷う過程を楽しんでほしい

最後までその考えを貫いた人でした。

この度の絵本も行く先々に現れる道はやめがだまし絵の世界。

あのさんは一切文字で説明しませんでした。

だからこそ絵が語りかけてきます。

自分の目で見て考えなさい子がないですからね

この後すぐ景色だけでのんだろうって思ってる

子供がふとあれあれあれってこう押し付けなく探したい気持ちにさせるっていう

俺がやっぱり凄さですね。

見知らぬ土地にやってきた旅人は進み始めます。

あてもなく導かれるままに。

旅の目的とは何でしょうか。

あんなさんならこう答えるでしょう。

僕は迷うために旅に出た。

安野光雅の旅の絵本。

人生という旅も迷っていいですよね。

 

 

 

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