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「狩野派と土佐派 幕府・宮廷の絵師たち」【アートシーン】

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狩野派と土佐派 幕府・宮廷の絵師たち

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日本の画壇を代表する二つの流派。

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狩野派と土佐派。
室町時代から江戸時代にかけて幕府や宮廷などの庇護の元、御用絵師として活躍しました。

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狩野派は初代の狩野正信という人が15世紀に出てきまして、二代目の元信が発展させた日本でおそらく最大の絵師集団なんですね。

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基本的に漢画をメインにして発展してきたそういう絵師集団ということになります。

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土佐派は描いていたのは大和絵という日本古来からの、そして主題も日本的な風景という絵になります」
狩野派と土佐派の作品を紹介します。

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室町時代、足利将軍に登用された画僧、周文の作と伝わる《柳下垂竿図》

対角線上に遠山を望む構図から中国の山水画の影響が伺えます。

周文の元で学んだ絵師の中に狩野正信がいました。

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滝と眺める人を描いた《観瀑図》
観瀑図は中国の重要な課題の一つです。

正信は幕府の御用絵師となり狩野派の礎を築きました。
江戸時代、狩野派は全国に多数の門人を抱える大集団となっていきます。

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江戸初期に活躍した狩野探幽の作品。

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右隻には黄帝

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左隻には舜。
二人は古代中国の伝説の君主。
その国は豊かだったと伝えられています。

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雲に色違いの金を使うことで現実とは異なる伝説の世界であることを巧みに表現しています。
太平の世への願いが込められた絢爛たる屏風です。
一方の土佐派は室町時代に宮廷の庇護を受け、脈々と大和絵の画法を受け継いでいきました。

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これは江戸時代に活躍した土佐光起の代表作。

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描かれているのは源氏物語の一場面。
線描を駆使し、着物や室内調度を細部まで描き込んでいます。

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月明かりに照らされた寒い冬の夜。

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貴族の邸宅は鮮やかな色にあふれ華やいで見えます。

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この展覧会は東京港区の根津美術館で3月31日まで。

 

会場:根津美術館

会期:2021年2月25日~3月31日

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