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響くアートの愛好家

「あやしい絵展」【アートシーン】

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あやしい絵展

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自らの髪を噛み締めながら激しい嫉妬に身を焦がす女。

源氏物語に登場する六条御息所との末に生霊となった女の情念を、上村松園は怪しくも艶かしい姿で描き出しました。

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美しいという言葉だけでは語れない、怪しい絵を集めた展覧会です。

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明治37年藤島武が白馬会に出品した作品。

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黒く大きな瞳や肉感的な唇には当時日本の芸術家たちを魅了したラファエル前派の影響が見られます。

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ロセッティのマドンナ男を誘惑し破滅させるファムファタル。宿命の女です。

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藤島はこの謎めいた女性像によって新境地を開きました。

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二人の女神が大国主神を介抱する古事記の一場面。
青木茂は日本の歴史や神話を題材に独創性豊かな表現を生み出しました。

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服をはだけて乳房を差し出す女神のモデルとされるのは恋人だった福田たね。
青木にとっての宿命の女でした。

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愛する男のために殺人まで犯した女が浮かれる妖艶な微笑み。

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京都に生まれ育った甲斐庄楠音は生々しい女性像を描き話題になりました。

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「怪しい絵の表現というのを掘り下げていくとを人間の本質的な部分内面であるとかそういったものを扱っているケースが非常に多いんですね。そうするとその人間の本質というのはやはり今でも今日でも基本的にはそう変わることはない。本当に外面的な美しさではなくて朝に人間の内面をえぐり出すそういうものだと感じました」

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闇の中浮かび上がるのは豊臣秀吉の側室。

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落城寸前の大阪城で最後まで我が子を守り抜くという気迫に満ちた母の表情です。
北野恒富は洋画家浮世絵の表現を取り入れながら独自の女性像を描きました。

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耽美な女性像を得意とした橘小夢。

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水にたゆたう女の顔は怪しさをたたえた恍惚とした表情です。

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東京国立近代美術館で5月16日まで。その後大阪でも開催されます。

 

会場:東京国立近代美術館

会期:2021年3月23日~5月16日

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