チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

新美の巨人たち 「炭屋旅館」

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麩屋町通にある老舗『炭屋旅館』。丁寧に使い込まれた築100年を超える建物は、深い味わいを醸しています。茶室に設えられた部屋、露地の造りをした庭…なぜ『炭屋』は一流の“茶の湯の宿”になったのか?宿に息づくもてなしの心とは?京都出身の佐々木蔵之介さんが『炭屋旅館』の美の真髄に迫ります。

美術の窓 2021年 1月号

美術の窓 2021年 1月号

  • 発売日: 2020/12/19
  • メディア: 雑誌
 

美の巨人たち 炭屋旅館

放送:2020年5月8日

 

千年の都に極上の宿があります。

見事なしつらえうるおいの庭に和みます。

旬の料理気品ある道具になります。

そのおもてなしじっくりと味わってみませんか。

宿の名をすみやと言います。

今宵の客はこれでた方が本日は俳優佐々木蔵之介さんが極上の宿で過ごす日の真髄のひととき。

平安神宮の桜もハラハラと池の水面に花模様を描く頃。

季節は青葉繁れる初夏へと向かっていきます。

三条大橋のほど近く佐々木蔵之介さんの実家は洛中にある造り酒屋さんでこの辺りは昔から馴染みの場所だそうです。

三条市上横繁華街なんでちんことか良く遊びに来てても歩いても全然来れる距離ですね

です草は鴨川が流れてて部長のこの通りは本当に老舗の旅館があってだなと思いながら眺めて歩いてるだけなんですけど今日はそこに止めさせて頂けるって言ういや京都にとっても有名のような感じですよね

今日の作品炭屋旅館。

外観は土壁ですが柱を外に見せる真壁の作り。

創業は大正の初め頃。

さほど古い歴史があるわけではありませんが、それでも一流と言われているのには理由があります。

控えめな屋号の灯り。

寒波の石畳には水が打たれています。

いつでも着信を迎える準備がなっているというおもてなしの印です。

そのうち水が小さな植え込みに清々しいツヤを与えています。

ではお世話になりますお願いいたします。

客室は築ひゃく年を超える本館と昭和39年に増築した新刊を合わせてじゅーろく室。

松の一枚板を贅沢に使った廊下を進むとどうされたのは斬月野間。

はーいお願いします。

伝統的な数寄屋造りの室内。

何もしないでおこうと決めたんですけどね。

お気づきかもしれませんが館内も室内も昔の日本家屋の暗さを保っています。

本当に静かですね。

目が慣れてくると控えめな明かりの中に部屋のしつらえが浮かび上がってくるのです。

特徴的なのは床の間の作り。

座敷より一段高いとこが町に囲まれたとこ畳はに畳千利休聚楽第城下の邸に設けた残月亭と呼ばれた茶室の写しです。

豊臣秀吉が床柱に寄りかかり明け方の月を愛でたことがその名の由来。

月見た感じになってみましょうか。

日吉ですかはこないだ僕も秀吉演じましたからね。私の実家も調べたいの

本当比較にあるんだよ。

パソコンは感じますね。

縁側に置かれた椅子とテーブルは今では入手困難な頑張りという技法で作られています。

木の骨組みに和紙を幾重にも貼り漆で仕上げた軽くて丈夫な伝統工芸で一人と潤いを含んだにはは路地と呼ばれる茶室の庭です

土と石と緑そして水が作り出す世界。

井戸の形をしたつくばいにはゆっくりと育て上げた苔がびっしりと草

ここは茶の湯の宿雨がいいなあ。

と思ったしね。雨降った方がいいかなと思ったくらいなんですね。

旅館を満喫しようと思ったんで雨降ったらいいなと思ったんだよ

本当に雨降って良かったて咲くやこの宿は。

雨もまた嬉しい

 

 

 

角屋には五つの茶室と露地があります。

強度のみならず日本でもここだけという唯一無二の旅館なのです。

はいですからお望みとあらば茶の湯の体験をすることができます

作法など気にすることはありません

楽しんでもらえれば

というのが

宿の心意気お手前が始まったようです

佐々木さんが茶を楽しんでいる間に

墨や誕生の物語を何より

ここは遊びの宿ですから

旅館の成り立ちは少々風変わり

古くから炭家の一族は

料理屋を営んでいました

それを茶の湯の宿に発展させたのが

三代目の主堀部行員です

風龍の道を好む

一代の好き者として知られ

裏千家のお目付け役で

ある部分を務めたほどの写真で

ありました

茶会の際に待合として使われる

先月のまは

銀閣寺にある茶室先月に版を撮ったもの

目を見張るのは床の間の作りです

半月型の漆塗りの枠をはめ

床框を琵琶湖の水に見立て

水に洗われて

登る月の様を表しています

客室はそれぞれに趣向が凝らされています

例えば井筒という部屋

土壁には壁面と着物の裾が痛まぬように

はしのこ縛りが貼られています

記されているのは能楽井筒の歌いです

これも主の趣向長押の釘隠しも遊びます

各部屋の襖の引手にも

凝ったものが使われています

こちらは桂離宮の引手の写しで

ひっと呼ばれる機織り道具のデザイン

機代の好き者の真剣なると楽です

生前の堀部行員を取材したルポライターの火災

和子さんは堀部さんが

その今までに蓄えられてきた

いろんなご自分の能力だとか財力だとか

それからあの時間です

それ自分が持っているもの

すべてを中に注ぎ込まれるわね

本当に全身全霊を賭けて

真剣な遊びなんですね遊びの中

に文化があるんだっていうことを

体験なさった方ですよね

10年20年30年と思いを巡らせ

木材や素材を吟味し

名人の第九とともに作り上げた

好き者の日の集大成がこの炭屋旅館なのです

薄茶には東が供されますよろしいですか

頂いた一口おいしい季節の東は

下京区の末富のもの

茶道の家元や

各宗派の本山の御用を務める京菓子

の老舗

お茶のお菓子ってのはね

あくまでもあのお茶をかける

ご亭主の履行っていうものを

大事にしないといけないわけでね

そしてそれとやはり季節もなく表現しないと

その中で遊びを作るたこういうことで

無駄のない美しい所作薄茶です

綺麗なお花にして体に入るので

一番健康にいいそうです

お茶室で頂いたのは

私はほんと初めてですかね

日も傾いてくると厨房が忙しくなります

腕を振るうのは

料理長登別生産京都を代表する料理

炭屋の料理は本格的

茶懐石本当の素材の味を

食べていただければいいかな

と思うんですけども

家ではそこにもう一手間かけたのを

人の手で作り出す

ものっていうのをお渡ししたいな

と思ってますけどね

選び抜かれた旬の材料に丁寧に仕事が施され

最もふさわしい器に盛り付けられます

プリオリの方始めさせていただきます

料理は一品ずつ部屋に運ばれます

恋も降っていただけると思ってなかったな

ものすご出しおいしい

すごく彩りがきれいですけど24日あるみたいですね。

青石野球U5前のお料理の最後はたけのこご飯とこのトメは味噌は今日の白味噌にほんの少しの赤味噌を合わせています。

これでたもん絢爛豪華ではありません。

それでもありません。

しかしそれゆえに守られてきた火の真髄があったのです。

例えば路地に埋められたこのすみ一体

 

 

 

炭屋旅館の朝のお楽しみです。

評判の高い宿の朝食雨やみましたね

今年初ですね蚊に刺されました

もう初夏だなって感じました

ではこの宿に秘められた

美の真髄のお話を

炭屋旅館の庭の手入れを請け負っているのは

京都を代表するにはし上熊野ご代目

小川雅之さんです

軒下の地面に埋めているのは極端です

すみの雨お家と呼ばれる

路地ならではの工夫なのですが

雨が降ポタポタ何回も落ちるとも

そこがもう買ってくるんですね

ですからそれを防ぐためにも

こうやってあのすみ置いたりするわけですね

ほったらかしにしてたら

自然かって言うたらそうじゃなくて

自然を保つにはもう

やっぱ手を入れないと

こう自然の漢字が出ないですね

やっぱり旅館ですかね

あのあんまりこう殺伐としても飽きませんし

座敷から見てもいい眺め

そして歩いても歩きやすいというあのー

すみ屋さんのには

そういうのは

市中の山居と言うて

のりさんが言うたように

そういう中に

その自然をねうまいこと取り込めたらな

というのこと

をいつも思っております

下記よりもくすんだものを明るさよりも

暗がりを明快なものより

曖昧なものをわびさびという

利休の精神を美意識として

この宿は守っているのです

ぎょくとあんは裏千家じゅーよん代家元

淡々斎が命名した四畳半の茶室釣り

市松模様に赤松格子の格天井床柱は

よくぞまっすぐに育ったという

楓の国です

飴色の表皮が作り出す

詫びの味わい点前座の上は

選び抜かれたよしをびっしりと詰めた爪家

天井壁掛けのうさぎの飾り瓦は

近代の名工らくけじゅーいち代巨乳の策を

神堀部弘子さんが

佐々木さんのために渡航設えました

10月までが風呂の手前をします

そしてあのやっぱり暑さに

向けて清々しい漢字の部屋にしたかったの

ですから少女千年の翠という掛け軸をかけて

そしてこけの青い芽が出てますので

お水をまくと生き返ったよなりますし

そういう青々とした新緑をイメージして

考えましたこの茶室で

特別に濃茶を練っていただきました

佐々木さんちょっと緊張気味ですかね

濃茶にはおもらしが供されます

利休の時代から変わらぬ最小限の仕草で

器の底練り上げられた緑の体

おかげカードございますか

この声じゃというの初めてだと思うんですね

僕は昨日よりもこちらの方が好みですね

まあ石丸幹二

そういう表現でいいのかわからないです

けれども熱いお茶を頂いたジワリと

夏が近づいてきます

するとすみや旅館は装いをガラリと変えるのです。

どんなふうに。

 

 

夏が近づいてくるとすみや

旅館の部屋は模様替えが始まります

障子やふすまは片付けられた民には

素足に気持ちの良い網代がしかれ

縁側にはよしのすだれがかけられます

佐々木蔵之介さんが見ている

掛け軸には山中暦日無し山の奥に暮らすと

月日が経つのも忘れてしまう

という意味です

さて炭屋旅館で

一晩過ごしていかがでしたか

自然はあるんですけど

生活の中に自然があって自然の中に生活があるみたいな非日常だと思わなかったですよ

それはこの中で自然を味わえるように言っていうふうに遊び心で着くして作られたからそれを感じたんだなっていうことはとても心地よく座れた一日だったなと思って

質素で元祖ナビを作り出すために途方もない時と贅を尽くすその矛盾すらも当たり前のことであると。

京都麸屋町炭屋旅館。

美しきわびさび何より遊び。

 

 

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