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響くアートの愛好家

「新・晴れた日 篠山紀信」【アートシーン】

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新・晴れた日 篠山紀信

 

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東京都写真美術館での展覧会。

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日本を代表する写真家・篠山紀信、60年にわたる活動を一望します。
紀信にとって初めての大規模な回顧展。

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タイトルは新・晴れた日。
1974年に発表した写真集、晴れた日から取りました。

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「1945年、堀江謙一さんがマーメイド号、ヨットで世界一周して日本に帰って来る直前ですね。

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大阪の飛行場からセスナで二百何十キロ行って、いたっと。撮って、来るっと回って帰ってきた。ガソリンがなくなっちゃうから」

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「これは輪島功一さん。打たれてれて負けるんだけど、すぐリベンジを果たす」

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社会、政治、日々の暮らし。
1974年に起こった様々なテーマを手法を変えて捉えた写真。
なぜその瞬間を切り取ったのか。
一枚一枚にドラマがありました。

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「この長島さんの写真はね、長嶋さんが引退の年で、最後の方で、とにかく打てないんですよ。でも護っててもエラーするし、これは客席から望遠レンズで撮った。

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であとで、こういう写真しか撮れなかったんですよすいませんって言って長嶋さんに見せたら、よくとってました。

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今の僕は本当にこれなんです。これを引き延ばして僕にください。でプリントして差し上げた」

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1970年代。
篠山は販売部数150万超える芸能雑誌の表紙の撮影を担当します。
大型のカメラで捉えるモデルの表情はこれ以上ない笑顔。
そこに篠山の狙いがありました。
「その時その時代の本当にキラキラ輝いて一番の花。スターなんですよ。それをずっと並べていけば自然とそれは時代の流れが出てきます。だから自然に日本のドキュメンタリーになってるわけです」

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80年代以降、篠山がとりわけ関心を寄せてきたのは東京。
バブルの好景気に浮かれ激変する街。
強烈な違和感と不条理。
時代とともに走り続けてきた篠山の目は今なお変容する東京を見続けています。

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今回の展覧会のテーマを象徴する一枚。
北海道の原野。

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大規模開発で残された住む人のいない家。

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「シーンとしている。小鳥だけが鳴いてるとかね。それとね、なんか不思議に悲しみがこみ上げてくるんですよね。僕がいつも撮る写真っていうのは常に気持ちが晴れた日で撮りたいんですよ。自分の心が清々しくて見る目も澄んでて、清廉潔白で綺麗な心で相手を見て写真を撮りたい」

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時代を切り取った篠山の代表作116点。

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東京都写真美術館で8月15日まで。

 

会場:東京都写真美術館

会期:2021年5月18日~8月15日

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