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響くアートの愛好家

「挑む 岡本太郎」【アートシーン】

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挑む 岡本太郎

 

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これは岡本太郎が多くの観衆の前で公開制作した作品。

踊るようなタッチで描かれた挑むという文字。

華やかな色の線が文字に絡みながら飛び散り、よりエネルギッシュな印象に。

生涯をかけ挑み続けた岡本の情熱が伝わってくる作品です。

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芸術は爆発だ。ものは爆発しないんだけど、心は宇宙に向かっているというのが芸術ですね」

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多彩な作品を生み出し、独自の芸術論を発信し続けた岡本太郎の挑戦を紹介します。

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「コロナが続く中で、岡本太郎さんの作品を通じて勇気づけたり力を与えられるような
それた展覧会はできないかなあと考えた時に、

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挑むというのが岡本太郎さんにとって大きなテーマの一つであったので、その挑むという人生観を力強い岡本太郎さんのメッセージと多彩な作品を皆さんにご覧頂きたいと思っています」

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戦前パリで美学や民俗学を学び、前衛画家たちと交流していた岡本。
抽象表現やシュルレアリスムなどに触れ、独自の表現を模索していきます。

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しかし太平洋戦争で中国に出兵。

戦後再び制作活動を始めます。

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その活動は前衛芸術をはじめ独自の芸術理論を展開していくものでした。

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緑の森を切り裂き小さな生き物を捕食する怪獣。
その背にはファスナーがあり作り物であることを示しています。
風刺とも取られる作品ですが岡本はあえて意味付けをしませんでした。

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抽象と具象に意味と意味など相反するもので構成する対極主義を提唱。日本に前衛芸術の旋風を巻き起こします。

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そのさなか岡本は縄文土器に出会います。

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土器や土偶など縄文人の純粋な造形力に強く刺激を受けた岡本は新しい画風に挑戦して行きました。
真っ赤な画面の中央に勢いよく描かれた黒い文字のようなモチーフ。
西欧的な近代主義ではない、日本独自の生命力を抽象的な形で表現したのです。

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縄文土器に見出した日本独自の美を自らの表現として打ち出したのが太陽の塔です。
太古の昔からそこに立っていたような造形。

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生涯挑み続けた岡本自身の姿のように思います。

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「自然に挑み、自然と戦い、そして自然と溶け合い、自然ほ逆に活かすという自然とにんげんとが一体になるところに、血を流しても、全身を本当に爆発させても生きてくという、それが文化であり芸術であり方であるとボンは思うんですね」

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神奈川県の川崎市岡本太郎美術館で7月4日まで。


 

会場:川崎市岡本太郎美術館

会期:2021年4月24日~7月4日

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